受講者の声 M.N.さん (2023年)

University of Oxford
MSt in Diplomatic Studies
Entry in 2023-24


1 大学院留学を志した理由

中学生の時にオックスフォードを旅行で訪れた際、街全体に流れるアカデミックな雰囲気、数百年前から変わらずそこにある壮麗な石造りの校舎や図書館の立派さに圧倒され、いつかこの地で学びたいと強く思ったことが留学を志したきっかけです。

また、国家公務員として国際協力や国際交渉の仕事に携わる中で、今後、世界と日本の架け橋となるグローバルリーダーになるためには、政治、経済、宗教等のバックグラウンドが異なる相手国の考えをより深く理解するために国際関係を学ぶ必要があると思ったこと、英語でのコミュニケーション力や交渉力をさらに磨く必要があると感じたことで大学院留学を決意しました。

2 実際の留学準備(大変だったこと、楽しかったこと)

大変だったことはIELTS™のスコアメイクです。これまで海外に長期間住んだことが全くなかったので、留学に最低限必要なIELTS™6.5以上のスコアを取得するのにとても時間がかかりました。留学準備期間がたまたまコロナ禍と重なったことで、仕事以外の全ての時間を英語の勉強に費やすことができるようになり、なんとかスコアが取得できました。私はもともとの英語力が低かったため、中学生レベルから文法を学びなおすとともに、毎日シャドーイングやオンライン英会話を受講するなど地道な努力を重ねました。

田山先生とのカウンセリングは常に非常に有意義で楽しかったです。田山先生と相談しながらエッセイを推敲する過程で、これまでの自分の人生やキャリアを振り返り、人生を通して自分のやりたいことは何かを見つめなおすことができました。

3 志望校合格に役立ったと思われる、大学院留学カウンセリングに関する具体的なエピソード(出願戦略、エッセイ内容構築など)

田山先生とのカウンセリングにおいては、時間を気にすることなくとことん質問や議論をすることができ、疑問点を解消できるので、最終的にこれで落ちても仕方がないと思えるエッセイを仕上げることが出来たのがとても良かったです。例えば、構成段階においては、エッセイの方向性について、パターン1とパターン2で迷っていると田山先生にご相談した場合、両方書いてみて、どちらが良いか検討しましょうと言ってくださいます。これにより、あちらのエピソードを書いておけばエッセイがより良くなったのではないか、という思いは出願までに消えています。また、志望理由書に記載する実際のエピソードも、「〇〇のような経験はありませんか?」と問いかけてくださるので、私一人で練っていたのでは思いつかなかった過去の経験を引き出していただき、本当に感謝しています。経験を話すと、その経験をどのようにエピソード化してエッセイに落とし込むとアドミッションに刺さるエピソードに昇華できるのかまでご提案いただきました。さらに、エッセイ推敲の最終段階では、この文脈ではこの動詞を使うのがおすすめといった細かい点までアドバイスをくださいました。この点も英語でのエッセイを書くのが初めての私にとっては非常にありがたかったです。

4 これからの大学院留学への期待

第一志望のコースに合格し、オックスフォード大学で学びたいという中学生の頃からの夢をかなえることができたのも、全て田山先生のおかげです。全世界から集まる優秀な学生、そして先生方と、1年間ともに学び、様々な経験をすることで、1年後、私の世界がどのように変わっているのか、自分自身の成長を楽しみにしています。

5 これから大学院留学を志す方へのメッセージ

出願書類は、田山先生にご相談すれば、間違いなく第一志望のコースからオファーが来る書類を書くことができると思います!留学先を妥協したくない全ての皆様は、ぜひ田山先生を頼っていただければと思います。

その上で、合格、入学できるかどうかは、皆さんの語学力次第です。ここだけは自分でどうにかするしかないので、仕事の忙しさ等を考慮して計画的にスコアメイクの時間を設けていただくのがおすすめです。

留学生活は、新しい出会いや刺激に満ち溢れ、皆様の長い人生の中でも特に思い出に残る素晴らしい1年間になることは間違いありません。準備期間は長く、IELTS™のスコアが取得できない、出願校に落ちたなど、それは大変なときもありますが、昔から、夜明け前が一番暗いと言います。大変だと感じた時こそ、成功が近づいている証です。ぜひ目標に向かって最後まで諦めずに進んでいただければなと思っています。