受講者の声 T.M.さん (2023年)

Johns Hopkins University
School of Advanced International Studies
Master of Arts in International Relations Program
Class of 2025


(1)大学院留学を志した理由

 中学・高校時代に父の仕事の関係でアメリカの現地校に通っており、当時から海外の大学又は大学院で学ぶことを希望していました。そして、学部、勤務経験を通じて、安全保障のプロフェッショナルとして、政治・経済・安全保障の世界の中心であるワシントンDCの著名な大学院で勉強し、実務家として、日本を発展させたいと考え、キャリアアップを図るために志望しました。


(2)実際の留学準備

 出願準備の全てが楽しかったです。特に、各学校にSOPやエッセイを書く際に必要となる、自分を見つめ直すことは非常に有意義でした。私の場合、学部を卒業し、約10年間の社会人経験を経ていて、就職活動ぶりに、久々に自分をゆっくり内観することができた機会でした。そして、やはり、10年も経てば、仕事面では日本を取り巻く安全保障環境も大きく変化するとともに、自己の仕事内容も、より高度化・複雑化しました。プライベートでも、結婚・出産・育児と劇的に変化しました。そうすると、10年前の自分が見えていたこと、考えていたことと、今の自分のそれらは大きく違います。そのため、今回の出願準備は、自分の人生の目標・方向性を再設定する、貴重な機会でした。


(3)志望校合格に役立ったと思われる、大学院留学カウンセリングに関する具体的なエピソード

 田山先生からは、豊富なご経験と綿密な情報収集に基づいた、質の高いアドバイスをいただきました。そして、それらをもとにして、先生と有益なディスカッションを積み重ねたことが合格につながったと考えます。特に、エッセイの内容や構成など様々な選択肢で悩む中で、私の意思を尊重したうえでどのような方向性が良いか、ポジティブかつ説得力のある言葉で私を導いてくださいました。


(4)これからの大学院留学への期待

 政治・経済・安全保障の世界の中心であるワシントンDCで得られる経験・体験、人との出会い、愛する家族と過ごすかけがいのない時間をとても楽しみにしています。


(5)これから大学院留学を志す方へのメッセージ

 「自分は何者で、今は何ができて、将来(短期・長期)何がしたくて、だからあなたの学校を志望する」を念頭に置いて、SOPやエッセイを書くと合格がグッと近づくと思います。田山先生は、そこを常に意識させてくださるので、信じてついていってください。

 また、海外大学院へ留学するということは、志す皆様に対して、家族、職場、大学の方々が少なからずサポートをしてくださっていると思います。そんな恵まれた環境に自分が置かれていること、周囲への感謝の気持ちを忘れずに頑張ってください。

 Fair Winds and Following Seas.