受講者の声 R.I.さん (2022年)

INSEAD
MBA Programme
Class of December 2022


1. MBA留学を志した理由

・通信事業者で働く中で、業界全体を変えていくためには、政府や多様なパートナーを巻き込み牽引していく力とネットワークの獲得が必要と強く感じたため

・会社や肩書に囚われない自由な環境で、グローバルリーダーの候補となる人々とディスカッションしたかったため

・キャリアチェンジのため


2. 実際の留学準備(大変だったこと、楽しかったこと)

【大変だったこと】

・英語のスコアメイク

純ドメかつ学生時代から英語が苦手であり、TOEFL®のスコアメイクに苦慮。(結局、100点の壁を突破できなかった)そのため、受験できる学校は絞られるものの、IELTS™に切り替える。(overall 7.5を取得)

・エッセイ・インタビューの突破

GMAT™ 720、IELTS™ overall 7.5と過去の合格者と比較しても悪くないスコアでありつつも、トップ校を中心に受験していたため、書類選考落ち:4校、Interview落ち:2校、Waitlist:2校と結果がでなかったことがかなり精神的に厳しかった。

【楽しかったこと】

・結果が出た時

IELTS™ overall 7.5、GMAT™ 720、INSEADから合格電話をもらった時(苦しいことが多いので、一つ一つの結果で喜べるようにすることがモチベーションを保つポイントと思います)

・たくさんのMBA生との出会い

エッセイやインタビューを磨いていく上で、各スクールの学生数名とSkypeで議論。非常にユニークな方々が多く、彼らの経験を聞いたり、新たなネットワークを獲得したりすることが楽しかった。


3. 志望校合格に役立ったと思われる、MBA留学カウンセリングに関する具体的なエピソード(出願戦略、エッセイ内容構築など)

・出願戦略

受験校は非常にたくさんあるため、ある程度の基準を作って、学校選択をする必要がある。(TOEFL®・IELTS™・GMAT™の受入や足切り、学校の場所、学習期間、出会った学生の雰囲気、選考のプロセスなど)田山さんはその辺りを網羅的に調べる方法を教えてくれたり、ご自身の経験から受験生にあった学校を紹介してくれたりするため、私にとっては非常に有用であった。(ディスカッションを何度かしたときに、君はINSEADが合いそうだねと言われ、最終的に合格できたのは特に印象的だった)

・エッセイ内容の構築

どの学校も見ているのは、受験生の人柄(仕事面・プライベート面含め)であり、それを如何に活き活きと表現できるかがポイントと思います。田山さんのカウンセリングはまさにその基盤を作るものでした。エッセイの内容に限らず、私の経験や実績を把握しつつ、その深堀をサポートしてくれました。よく、「それをどうやってやったんですかね?」、「その時に具体的になんて言いました?」と言われたことを覚えています。その上で、どの部分が強みとなりそうか、私のリーダーシップスタイルはどのように語れそうかなどをアドバイスいただきました。田山さんは直接答えを教えてくれませんが、長期戦となるプロセスにおいては、自身で考えこの基盤を固めることが、複数校へのエッセイ提出・インタビューの準備において何より重要だと思います。

・エッセイ・インタビュー準備の磨きこみ

田山さんの良さは受験生の成功を一番に考えてくれているところです。そのために、ご自身のやり方に固執せずに、状況に応じてはネイティブやセカンドオピニオンとして別のカウンセラーを紹介してくれたりもします。インタビュートレーニングにおいては、ネイティブの観点からの感じ方などを知ってもらうのも有用として、Thomさんを紹介いただき、何度も練習をさせて頂きました。また、別カウンセラーからセカンドオピニオンとして頂いたフィードバックについても、一緒に検討でき、さらにエッセイ・インタビューに深みを増すことができました。


4. これからのMBA留学への期待

MBAスクールの中でも最大級となるINSEADのダイバーシティ環境において、授業・クラブ・コンペ・遊びを追求し、グローバルで活躍できるリーダーシップやネットワークを取得したいと思います。そして、シンガポールというイノベーションハブにおいて、新たなサービスが生まれる仕組みを学び、自身でもその経験を取得したいと思います。


5. これからMBA留学を志す方へのメッセージ

MBA留学は、大きなチャレンジかつ決断になると思います。長期において集中が必要な期間になると思いますので、家族・友人・会社の上司や同僚と事前に相談をしながら、サポートしてもらえるような環境・人脈作りが何よりも大切だと思います。また、受験プロセスの中でもたくさんの成功・失敗を経験すると思いますが、一喜一憂に終始せずに、常に次のプロセスに繋げていくことが重要だと思います。特別な人間でなくてもできます。辛い時でも自身を奮い立たせ、一歩ずつでもいいので前に進めるように頑張りましょう!応援しています!