受講者の声 A.K.さん (2019年)

Indiana University
Kelley School of Business
Full-Time MBA Program
Class of 2021


1 MBA留学を志した理由

英会話スクールに新卒として入社してから9年が経過し、その内スクールマネージャーとしては4年以上勤務しましたが、個人ではなくチームとして目標を達成する事に強いやりがいを感じ、よりグローバルな環境で、深くマネジメントを追求していきたいと思うようになりました。

現在働いている会社には基本満足しておりますが、マーケティング・ファイナンス・IT・リーダーシップ等を専門的に学び、また不慣れな海外に身を置く事で、成長のスピードを速めたいと思い、MBA留学挑戦を決意しました。

30歳を超え、漠然と新しい環境・立場でのチャレンジをしてみたいと思った事も大きな理由です。


2 実際の留学準備(大変だったこと、楽しかったこと)

全てのプロセスが大変ではありましたが、幸いにして苦痛と思った事はほぼありませんでした。

唯一あげるとすれば、元々数学に強い苦手意識があり、実際に希望近くの点数が出るまでは思い通りにいかない事も多かった為、 数学が原因で出願まで至らない可能性は常に感じながら学習を進めていました。

ただ今回の挑戦をするにあたり、TOEFL®・GMAT®・出願対策全般と、結果に関わらず自己成長には繋がると考えた上で始め、数学克服をする良いチャンスだとも思っていたので、MBA挑戦を断念する理由にはなりませんでした。

レジュメ・エッセイ・インタビューに関しては毎回新しい発見があり、大変前向きに取り組ませて頂きました。転職活動自体をした事がありませんでしたので、自分の職歴・仕事をする上での価値観・今後の目標をより客観的に見ていくプロセス自体が大変新鮮なものでした。

全体を通してみると、私費での挑戦で、自分の意志で地道に毎日進めていけば良い事も、自分の性格には合っていたように思います。


3 志望校合格に役立ったと思われる、MBA留学カウンセリングに関する具体的なエピソード(出願戦略、エッセイ内容構築など)

今回の挑戦をするにあたり、資金面からテスト対策は独学と決めており、身近な知り合いに海外MBA経験者もいなかった為、田山さんがほぼ唯一の相談相手という中で準備を進めていきました。

印象に残っている点はたくさんありますが、いくつか挙げると下記の場面で助けて頂きました。

・学校が出しているテストスコア平均だけでなく、First roundだとどうなのか、他の出願パッケージと合算した時にどうなのか、という視点を常にくれ、全体的な準備計画を見て下さった

・上で挙げた通り、転職経験自体がなかったので、キャリアプランを立てるにあたり、具体的な職種、業種、場所(+できれば企業)までは考えた方が良い事等、おそらく人によっては大変初歩的な段階から関わって下さり、自分の状況に合わせて下さった

・出願締め切りまで余裕があるタイミングでは客観的で間接的なアドバイス、近くになると直接の修正案を出して頂いて、出願に向けて常に最適なペースを見ながら進めて下さった

・驚いたのはメールでのフォローアップが大変細かった事。MBA関連の情報を頻繁に送って頂いただけではなく、メールでのアドバイスもたくさんもらい、費用対効果という点でも大変有意義に感じた

また私にとって一番大きかったのは田山さんのお人柄だったように思います。

出願前年の1月~3月頃にエッセイカウンセラーを考えていた時から、"自分の人生の一部をある意味預ける人だから、実績はもちろんだが、この人にお願いしたいと感じる人にしよう"と漠然と決めており、 私にとって田山さんはそのような方でした。特に受講生の意見を尊重し、こちらのペースを最優先して頂ける事が、ストレスなく進める事ができた大きな理由だったと思います。

一緒に立てさせてもらったキャリアプラン・出願パッケージには現在も大変納得しており、立てた目標に沿って留学生活を送るつもりです。


4 これからのMBA留学への期待

これまで専門的なビジネス教育を受けた事がない為、プログラムを通して学ぶ知識全般にはもちろん大変期待しています。ただそれ以上に、一緒に多くの時間を過ごす事になるクラスメートからの学びや、KelleyでいうAcademy, GLOBASE等に象徴される経験型のプロジェクトを通して多くの事が吸収できればと思っています。海外に長期滞在する事も初めてになるので、生活全てから学んでいきたいです。

将来的にはEdTech(教育テクノロジー)業界にて、グローバルリーダーとして活躍できる存在になれるよう、この2年間を最大限に活用するつもりです。


5 これからMBA留学を志す方へのメッセージ

スコアメイキングからインタビューまでプロセスも多く、一つ一つも負荷がある大変な期間だと思います。インターネットにある受験体験記等は基本的に合格された方が書いている成功例のみの為、"自分にはMBA留学は無理なのではないか"と思う場面が、少なくとも私は何度もありました。言い尽くされている事ではありますが、最後は諦めない事、諦めない方法を見つける事だと思います。誰もがうまくいく簡単なものなのであれば、そこまで大きな価値はないかもしれません。プロセス自体からも学びはたくさんありますので、ぜひ頑張って下さい!今後の留学生活を私も全力で頑張ります!