「MBA留学レポート」
山本秀樹さん(University of Cambridge、Class of 2008)から届いたMBA留学レポートをお伝えいたします。
山本さん、どうもありがとうございました。
木下修(MBA留学カウンセラー)
以下、本文です。
University of Cambridge, Judge Business School におります山本秀樹です。プログラムの2/3を終えて、これぞMBAと思われる授業、自分なりに成長したと思える点、そして授業で苦労した点について述べます。
数ある授業の中でも学長自らが教鞭を取るInnovationはその進め方が印象に残っています。事前にグループで課題抽出・解決策を提出したビジネスケースについて3時間半の授業の内、前半は教授と生徒との質疑応答がテンポ良く行われます。大よその意見集約を行った段階でケースのポイントや更に深い分析を行う際に参考なるフレームワークの解説を教授が行います。その後、授業の前半に行った分析結果とそこから導かれる結論に対するコメントを求められます。時にはケースの題材となった会社のCEOが実際に下した決断とその結果について講演してくれたりもします。議論と分析ツール、決断に必要な価値判断についてバランス良く時間が配分されており、自分の考えを見直す良い機会となりました。
自分なりに成長したと思える点は、上で述べたような授業について行く過程で、語学力に多少短所があってもグループや授業に積極的に絡めるようになったことです。元々外資系で働いていたので外国人とのミーティングには抵抗は無かったのですが、どちらかといえば聞かれたことに答えることで満足していました。今では気になる点があれば、“なぜ?”と聞けるし、質問の背景を簡単に説明して違う観点から議論を促すことができるようになりました。言ってしまえば簡単なことですが、自分の中で自然にできるようになったのは大きな収穫です。
授業で苦労したのは、やはり英語です。自分はとかく“正確に聞きたがる”癖があり、最初は曖昧な理解のまま発言したり、レポートを書くことに抵抗がありました。一日7時間の授業と平行してグループ課題・プロジェクトを行いながら60頁前後の論文を読むといった状況を経験して、実際のビジネスでも完璧に情報を整理してから作業できることは稀だと気がつきました。間違いを恐れず、積極的に発言して自分の誤りに気づくのも大事、と今は割り切っています。
最後に、これからMBAを目指す皆さんに申し上げたいのは、限られた時間の中で自分が何を優先するべきなのか、明確にして来られることをお勧めします。高額のプログラムだからといって素晴らしい経験をするための機会は保証されてはいません。積極的にネットワークを広げることが重要です。頑張ってください!













